北海道・東北 北関東・上越 信州・妙高 その他 番外編
注：カッコ内の年月は、各スキー場へ最初に行った年月(左)と最後に行った年月を示します。
| 名寄ピヤシリ (2019.12) |
自称「雪質日本一」のスキー場。それを否定はしないが、訪れたときは大晦日に雨が降るという最悪に近いコンディションで、十分に楽しむことはできなかった。でも、ゲレンデは広く、温泉もあって、それなりに楽しめるスキー場ではある。 | |
| 富良野 (1999.1) |
滑走距離、コースのバラエティ、雪質とも申し分なし。滑る合間に新富良野プリンスホテル併設の「ニングルテラス」を散歩するのも楽しい。交通アクセスも、旭川空港からなら定期バスで１時間ほどなので、道内では便利な部類に入るだろう。ただ、周辺に温泉等はなく、スキー以外の楽しみとセットで訪れる場所ではない。 | |
| モヤヒルズ (2001.1-2016.1) |
青森市街から酸ヶ湯方面へ向かう途中にある、青森市の第三セクターが運営するスキー場。陸奥湾を見下ろす景色は素晴らしい。この規模のスキー場にしては珍しく本格的な上級者コースも備えている。レストハウスはなかなかシャレていて、名物「そばソフトクリーム」なるものを売っており、館内に温泉浴場もある。が、所詮は田舎のスキー場、多くのものは期待できない。 | |
| 八甲田 （アルペン） (2001.12-2016.1) |
滑走シーズンの長さでは全国有数。リフトの架かるゲレンデと、ロープウェイをリフト代わりに使う林間コースがあるが、共通のチケットが事実上なく、またロープウェイは運賃が高いのが難点。ただ、樹氷原を通って森の中を抜ける林間コースは、行くだけの価値はアリ。天気がよければ陸奥湾と岩木山を見渡すダイナミックなスキーをすることができる。 なお、ガイド付きツアーで行く山岳スキーは「番外編」を参照。 |
|
| 奥入瀬渓流温泉（旧十和田湖温泉） (2010.1) |
名前に反して湖からはかなり離れたところにあり、2020年に所在地の温泉街とともに名前を変えたリフト２本の小さなスキー場。しかしゲレンデは比較的広く、初心者から中級者まで楽しめる。リフト代が安いので、滑るのが楽しくなり始めたレベルの人が数をこなすのにはよい。 | |
| 安比高原 (1998.2) |
新興のスキー場で、ゲレンデの幅は決して広いとは言えないが、各コースとも滑走距離が長く、またバラエティにも富んでいる。東京から車で行くとさすがに遠いが、新幹線と接続バスを使えば、交通もそれほど不便ではない。温泉もある。東北地方のスキー場としては、山形蔵王と肩を並べる、滑りに行く価値のあるスキー場である。 | |
| 山形蔵王 (1996.1-2014.2) |
温泉と樹氷で有名な、知らぬ人のない老舗スキー場。規模と景色については申し分なし。平成15年のロープウェイ架け替えで、地蔵山頂へのアクセスも格段によくなった。だが、難点はゲレンデ間の連絡コースが平坦で、漕がなければ進めない場所が多々あること。スキーヤーにはともかく、純粋に滑ることを楽しむスノーボーダーには、少なくとも私はお勧めできない。 | |
| グランデコ (1999.3) |
東急電鉄直営(1999当時)の、裏磐梯で最も新しいスキー場。レストハウスやゴンドラがシャレており、比較的標高が高いため滑走シーズンも長い。しかし、鉄道駅やインターチェンジからのアクセスが悪く、途中の道も混雑する。それなりに楽しめるスキー場ではあるが、オススメというほどのところではない。 | |
| 猪苗代 (1992.12-1997.2) |
猪苗代湖を見下ろして滑る老舗のスキー場。景色はよいはずだが、２回行って最初の時は雨、２回目は吹雪の中を滑ったため、あまりよい印象がない。規模としてはまずまずだが、グランデコなど周辺の近代的スキー場比べると設備が老朽化している感は否めず、磐梯地区のスキー場の中での猪苗代のメリットは、実質、交通の便だけと言ってよいだろう。 | |
| 羽鳥湖 (1996.2) |
白河インターチェンジから約１時間、天栄村の山中にあるスキー場。リフトの本数だけ見るとまずまずの規模だが、斜面はおしなべて緩く、ゲレンデも狭い。レストハウスも小さい。アクセスの不便さを考えると、正直な話、わざわざ首都圏から行く価値はない。 |
| ↑ Top of this page |
| 日光湯元 (1995.2-2009.3) |
歴史の古さだけで言えば第一級。設備がそれを物語る。だが、規模は小さい。しかも、初級者向けと上級者向けのゲレンデしかなく、上達途上の中級者が楽しめる斜面がない。首都圏在住者が初めてスキーを履くにはよいだろうが、ガンガン滑りに行くところではない。 ※上級者コースは、2009シーズンは閉鎖。 |
|
| 草津 (1992.2) |
草津自体は６回ほど訪れているが、冬は一度だけで、そのときは友人の会社が借りているリゾートマンションに泊まって滑った。景色とコースバラエティは今ひとつだが、滑走距離は十分。温泉とセットで楽しむには、よいところである。 ※ロープウェイで昇って滑る上部ゲレンデは、2018年１月の本白根山噴火の影響で閉鎖されることになった。(2018.1追記) |
|
| 水上高原 (2010.3) |
「水上高原ホテル２００」と事実上一体化したスキー場。斜度のバラエティだけでいえば初級から上級まで揃っているが、長い距離は滑れず、日帰りスキーヤーのための設備も貧弱。ただし、緩斜面が大部分を占めることなどから、子連れファミリーが初めてスキーをするにはよいところかもしれない。 | |
| 湯沢中里 (2003.3) |
新幹線開業以前は、上越地区で最も東京に近く、しかも駅直結で交通至便ともてはやされたスキー場。しかし今や、単なる田舎のスキー場に成り下がってしまった感が強い。コースは初級から上級までそれなりに揃っているが、どれも滑走距離が短くて味気ない。ファミリーが楽しむにはよいけれど、“本格派”には物足りない。 | |
| 湯沢パーク (1977.12-2008.3) |
そこそこにリフトの数はあるが、どれも滑走距離が短い。ただし、コースはほとんど斜度のない超初心者用から本格的な上級者バーンまで、バラエティに富んではいる。いろいろなレベルのスキーヤーが混在するグループが練習のために訪れるにはよいかもしれない。また、斜面が北向きのため、湯沢地区では比較的滑れる期間が長いのが特徴。小学生の時、訪れた岩原の積雪があまりに少なかったため、“振り替え”で滑りに行ったことがあった。 | |
| 岩原 (1977.12-2005.1) |
岩原といえば知る人ぞ知る上越地区では最も歴史のあるスキー場だが、自分にとっても、ここは原点というべきスキー場である。小学校３年生のときから４年間、毎冬、ＹＭＣＡのスキーツアーで訪れた思い出深い場所。当時は新幹線も高速道路もない、リフトもすべてシングルで、板は木製が当たり前という時代だった。 その岩原を、2004年１月、何と23シーズンぶりに訪れた。山から見下ろす雄大な景色こそ変わらない（ただし関越道はやや目障り）が、ゲレンデは大幅に拡張されて、当時の面影はほとんど残っていない。その中で、「高原ペアリフト」には涙してしまった。支柱にある「昭和55年10月」の銘板。小学校時代、最新鋭として登場したリフトが、いまや最古参リフトとしてボロボロの状態になりながらも、唯一当時のままの姿で稼働していたのであった。 |
|
| ＧＡＬＡ湯沢 (1992.2-2024.2) |
新幹線直結、交通の面では最高に便利なスキー場。ここがオープンしたときは、ＪＲの大宣伝もあって、何と素晴らしいスキー場ができたのだろうと感心したものだ。しかし、冷静にスキー場として見てみれば、ゲレンデはどこも非常に狭く、滑走距離も短い。隣の石打丸山とつながって初めて本格的なスキーが楽しめるというのが実態だ。併設の温泉も1,300円もする割に大したことはない。ただ、ＪＲ直営だけあって列車とリフト券がセットになった日帰りツアーは金額的には非常におトクで、手軽にチョイと滑りに行くというときはよいスキー場といえる。 | |
| 石打丸山 (1979.2-2020.2) |
今やＧＡＬＡ湯沢の付属スキー場となってしまった感のある石打丸山。しかしここはもとより歴史ある上越地区最大級のスキー場で、昭和50年代に３年連続で訪れている。苗場と比べるとやや迫力に欠ける感もなくはないが、滑走距離、コースのバラエティ、ゲレンデの広さとも第一級で、アクセスも比較的よい。地味な感は否めないものがあるが、個人的には気に入っている。 | |
| 上越国際 (2005.2) |
比較的新しいスキー場ではあるが、鉄道駅と直結していて交通が便利で、温泉もある。ゲレンデの総面積もそれなりに広く、バラエティにも富んでいる。しかし、一続きで長距離を滑れるコースがなく、全体としては残念ながらイマイチの感が強い。 | |
| シャトー塩沢 (1993.2) |
私がここを訪れたのは、まさにスキーバブルまっただ中のころ。苗場や湯沢の宿を押さえることができず、ほかに行くところがなくて行った。滑走距離はまずまずあるが、ゲレンデは決して広くない。スキー場が乱立する上越地区にあって、塩沢ならではの特徴は、ハッキリ言って、何もない。 | |
| 五日町 (1978.2) |
上野駅広小路口にあった、当時の国鉄上野駅旅行センター主催の旅行に参加して行ったスキー。往路に乗った列車が「急行よねやま」（上野発長岡回り直江津行）だったのを覚えている。（復路は「特急とき」だった気がするが定かでない。）スキー場としては、ゲレンデの広さはあったが滑走距離は短いというほか、特別の印象は残っていない。 | |
| 苗場 (1992.1-2000.1) |
単純にゲレンデの横幅だけで捉えれば、おそらく日本一のスキー場。のみならず、滑走距離やコースのバラエティも申し分ない。ホテルの設備などと併せ考えた「スキーリゾート」として見た場合、全国でも数少ない、真の“スキーリゾート”と呼べるスキー場だろう。（と言っても、実はプリンスホテルに泊まったことは一度もないのだが。）初心者から上級者まで、誰が行っても皆が十分に楽しめる。リフトの輸送力も万全で、待ち時間はほとんどないと思ってよい。唯一難点があるとすればアクセスが必ずしもよくないことだが、現在は昔のように国道17号が大渋滞になることもないので、許容範囲内だろう。 | |
| Mt.Naeba (2005.3-2006.3) |
実質的に一体だったみつまた・かぐら・田代の３スキー場と苗場を世界最長のゴンドラ「ドラゴンドラ」で結んだことによって誕生した一大スキーエリア。苗場はどうしても「駅から遠い」イメージがあるが、「Mt.Naeba」の共通リフト券を買ってみつまたから入れば、バスに乗る時間も短く、費用も安く上がる。しかし、この広さはやはり半端でない。みつまたロープウェー乗り場から苗場まで、寄り道せずに向かっても２時間近くかかり、モタモタしていると往復するだけで日が暮れてしまう。志賀高原ほどではないにしても、このエリア全体を一日で制覇するには相当の気合いが必要だ。 |
| ↑ Top of this page |
| 戸隠 (1976.4-1977.3) |
自分にとっては記念すべき、生まれて初めて行ったスキー場。弟たちとともに、両親と叔母に連れられて、初めて本格的な雪を見て、板を履いた。初めの年はリフトには数回しか乗らなかったように思うが、翌年にはボーゲンながらそれなりに滑ったと記憶している。もう“大昔”のことで、スキー場がどうだったかを評するに足る記憶は残っていないが、仮に残っていたとしても、いまはほとんど参考にならないくらい変わってしまっていることだろう。 | |
| 志賀高原 (1991.1-2011.3) |
言うまでもなく、国内では最大規模のスキー場。これまで７回行って、ほとんどのゲレンデを滑っているが、奥志賀の一部と木戸池は未踏破である。気に入っているコースは、オリンピックでも使われた東館山から発哺ブナ平経由川原小屋（ジャイアント下）までのロングコース。林間コース以外のある程度斜度をもった連続の滑走コース（ゲレンデ）としては、おそらくここが日本最長だろう。 景色も滑走距離もコースのバラエティも最高レベル。志賀高原のスキーに飽きることは、おそらく、今後もないと思う。 |
|
| 北志賀竜王 (1994.1-1996.1) |
志賀高原の宿が取れないという消極的理由で行ったスキー場だったが、結構気に入って３年連続で正月に訪れた。ここのスキー場は麓の「バレーエリア」と山頂部の「スカイランドエリア」に大きく分かれ、両者を150人乗りの世界最大級というロープウェイが結んでいる。２つのエリアそれぞれは特段の特徴はないスキー場だが、スカイランドエリアからバレイエリアへ下る「木落としコース」は滑り甲斐がある。「上級者専用」と明記してあり、中級者すら排除する急斜面のロングコースは、ある程度滑れる人なら非常に楽しいコースだ。最近は長野駅から直行バスも運行されているので、志賀高原に飽きたスキーヤーは、一度行ってみる価値はある。 | |
| 野沢温泉 (1987.2-2001.2) |
志賀高原を別格とすれば、自分としては最も好きなスキー場。上の平と麓を結ぶ「シュナイダー」「牛首」「スカイライン」の３つの上級者コースを滑り比べられるバラエティがいい。最近はスキー場よりもむしろ温泉のほうがウリになっている感もあるが、野沢といえば、やはり、スキーである。 ところで、野沢温泉スキー場には、リフト乗り場などあちこちに黄緑色のマスコットキャラクターが貼ってある。野沢菜（塩漬けにする前の収穫した直後の状態）がスキーをはいているもので、その名も「ナスキー」。名前を知ったときは思わずズッコケたが、なかなかカワイイ。この類のマスコットは往々にしてどこも似たり寄ったりになりがちだが、このオリジナリティは抜群で、ほかの観光地に真似される心配はまず皆無といってよいだろう。 |
|
| 戸狩温泉 (1989.2) |
早稲田大学鉄道研究会はやたらとたくさん「合宿」があるサークルで、名前と精神にそぐわず(？)、まったく列車に乗らない合宿もあった。戸狩へは毎冬恒例となっていた「スキー合宿」として訪れ、このときはその例で、往復とも夜行バスを利用している。スキー場の印象は、あまり残っていない。国体のアルペンの会場になるくらいの場所なので、それなりの滑走距離と斜度があり、規模もまずまず大きいことは確かなのだが、すぐ近くの野沢に比べるとどうしても見劣りし、印象が薄くなってしまうというのが実感だ。 | |
| 斑尾高原 (1991.2) |
ここも早大鉄研のスキー合宿で訪れたスキー場。自分は卒業直前で、当時の幹事だった２年生が「ミーハーなスキー場へ行こう」という主旨で選んだ（と記憶している）。斑尾はアクセスが不便で、しかもペンション街とスキー場が離れていることが難点なのだが、斑尾高原ホテルというゲレンデ直結の宿に泊まり、スキー自体は十分に楽しんだ。リフト券別払いだが上部でつながっている隣のタングラムスキーサーカスへも行った。しかし、ギャルをキャッチしてのミーハーなひとときを過ごした者は、ひとりもいなかった（と記憶している）。 | |
| 妙高赤倉 (1986.1) |
高校の修学旅行で行ったスキー場。当時の大阪府立高校の修学旅行はスキーが全盛で、生徒の投票で内容がスキーに決まり、旅館の収容能力などの関係で行き先は半自動的に赤倉になった。団体行動ゆえ滑ったエリアは熊堂の一部だけで、スキー場全体のことは残念ながらわからない。ただ、体育は万年ビリの自分がスキーだけは上級者グループに入れてもらえたことは、ささやかな喜びであった。 | |
| 妙高池の平 (1985.1-1997.1) |
父の会社の保養所があり、両親が昔よく行ったということで、家族で行った。池の平の特徴は、広くてしかも距離の長い初級者ゲレンデがあること。リフトを４本乗り継いで上部まで行けば上級者もそれなりには楽しめるが、基本的には初級者向けのスキー場である。ちなみに、ここでの最大の思い出はオコジョを見たこと。リフトに乗っているとき、雪の穴からチョコンと顔を出しているのを、たった一度だけだが見ることができた。格別に珍しい動物ということもないのだろうが、なかなか見られないことは事実で、かわいらしい二つの黒い目は、今でも記憶に残っている。 | |
| 妙高杉ノ原 (1997.1) |
この年は雪が非常に少なく、前日に滑った池の平よりコンディションがよいことを期待して行ったのだが、結局ここも雪不足。麓のほうは白い道を外れずに滑るのに苦労する状態だった。それゆえ、スキー場を評するにはあまりに材料不足なのだが、滑走距離がそれなりに長いことと、ゲレンデが決して広くないことだけは確かである。 | |
| 栂池高原 (1990.2) |
長野新幹線ができて今は少し事情が変わったが、大宮に住んでいる人間にとって、大糸線沿線のスキー場はほとんど縁のないところである。その中で唯一、栂池だけは鉄研のスキー合宿で訪れた。それなりに滑り甲斐のある規模のスキー場だったという記憶はあるが、それ以上の特別の印象はない。 |
| ↑ Top of this page |
| 狭山 (1988.12) |
大学の体育の授業（野沢での合宿授業を前にしたプレ授業）で行ったスキー場。現在は改善されたようだが、当時の狭山スキー場の雪はマクドナルドのドリンクの氷をバラ撒いたがごとき代物で、とても本気で滑る気にはなれなかった。競技やバッジテストの練習をするならともかく、いくら自宅と同じ埼玉県内とは言え、レジャーとして狭山へ行きたいとは決して思わない。 ちなみに、余計なことだが、この日は西所沢から西武狭山線で西武球場前へ行き、帰りはわざわざ山口線（レオライナー）に乗ることで、しっかり鉄道の乗りつぶしもしてきたのであった。 |
|
| 今庄３６５ (2017.2) |
福井県ではあるが最寄り駅は敦賀で、実質的には近畿のスキー場。日本海が望めることをウリにしているものの、実際には山頂部から少し見えるだけで、ゲレンデが海に向かっているわけではない。リフトは1,700メートルの高速クワッドを含めて４本あり、それなりに広くてコースも変化に富んでいるが、迫力はいま一つ。駅からの送迎バス（今庄駅は乗り合いタクシー）がわずか20分で1,000円かかるのも、不満というか、公共交通機関で行く人間にとってはやや痛いところである。 ちなみに「３６５」という名前は、付近を通る国道番号に「冬のみならず一年中楽しめるリゾート」という意味をかけたものだそうである。 | |
| びわ湖バレイ (1986.3-2019.1) |
六甲山人工スキー場を除くと関西圏から最も近く、かつそれなりに長い距離を滑れるスキー場。しかし、決して雪の多くない場所の谷間（バレイ）に無理矢理つくったスキー場で、琵琶湖を見下ろす景色はまずまずではあるが、ゲレンデは非常に狭く、滑りの快感を味わえる場所ではない。また、都市部に近いゆえか休日の混雑ぶりは相当なもので、ゆっくりのんびりスキーを楽しむつもりであれば、避けておいたほうが無難といえる。 | |
| ハチ高原・ハチ北高原 (2016.2) |
関西圏では最大級のゲレンデ規模を誇るスキー場。滑走距離・斜面のバラエティ・ゲレンデの広さとも申し分ない。ただ、積雪量が不安定なことと、アクセスが悪いことが難点といえる。ちなみにハチ高原は養父市、ハチ北高原は香美町に所在するが、同じ山の南北の斜面に開かれたもので、ゲレンデを相互に往来することができ、リフト券も共通のものになっている。 | |
| ユングフラウ (1991.2) |
目下のところ唯一の経験となっている海外スキー。スキー目的で行ったのではなかったため、スキーウェアでない普段着（ジーンズにコート）で滑ったという意味でも唯一である。この日は暖かく、雪質は完全にザラメ状で、ゲレンデコンディションは決してよくはなかった。しかし、スキーは最高だった。10キロにも及ぶロングコースとアイガー北壁を望む雄大な景色。標高の高さゆえ樹木がほとんど生えておらず、危険な岩場以外はすべてがゲレンデで、観光客を乗せる登山電車がリフト代わり。機会があれば、また行ってみたい。 |
| ↑ Top of this page |
| 五色沼 （クロスカントリー） (2001.2) |
会津野ユースホステル主催のツアーに参加。アルペンスキーに慣れている人間にとっては、かかとが上がるスキーは踏ん張りが効かず、正直言って使いづらい。しかし、夏場の遊歩道と同じところを歩くこのコースは、それほど大きなアップダウンもなく、スキーというよりは“雪道のお散歩”という意味で楽しめた。 | |
| 八甲田 （山岳スキー） (2001.5) |
八甲田ロープウェイ山麓駅前の八甲田山荘内にある「八甲田山ガイドくらぶ」主催のツアーに参加。当日のコースは、ロープウェイ山頂公園駅から井戸岳まで歩いて登り、裏側の長吉岱へ下るルート。リュックに板を縛り付けて雪道を登ること２時間以上に対し、滑っている時間は１時間ほど。春山で雪質はよいはずがなく、純粋にスキーとしてみれば満足とは言い難いというのが正直なところ。しかし山頂からの景色は素晴らしく、途中で野ウサギも見ることができ、本格的登山とセットになった“山岳スキー”を体験できたという意味で、大いに意義があった。 |
| ↑ Top of this page |
| → Ｈ Ｏ Ｍ Ｅ |